マネジメント留学：GXA BASEBALL

午前中は全体ミーティングに参加した後、主にグランドキーパーの業務でした。ホームベース後方の芝生にスプレーでチームロゴを描いたり、ラインを引いたり、グランドの土を専用のカートに乗り整備したりしました。試合前は選手が安全に練習に取り組めるよう、ネットやゲージを設置し選手のサポートに携わりました。この後自分たちが作り上げたフィールドで公式戦が行われるんだと考えると、とても重大な仕事を任されているのだと実感することができました。

広報の仕事もお手伝いさせていただき、球団公式ホームページやツイッターを利用し記事の作成を行いました。この日の記事は、僕たちインターンが「はるばる日本から来たから、球場で見かけたら声かけてね！」というような内容が写真付きでアップされました。少し恥ずかしかったですが、とても嬉しかったですね！

インターン最終日が雨の予報だったため、前夜に遅くまで残りスタッフ全員で内野全体に防水シートを被せる経験をしました。よくメジャーリーグの放送で見る光景です（笑）。いい思い出になりました。結局最終日は予報通りの雨で、残念ながら雨天中止。ファンの方々を誘導させたり、スタンドの清掃、また球場外にある看板の案内表示を変えたりと、かなり忙しい日でした。それでも、ファンの方々と会話を交わし、たくさんの質問を受けて少し困惑しましたが、仕事に遣り甲斐を感じました。

英語を聞き取るのが最初は全くできなくて、一緒に実習をしていた方に通訳してもらいながら実習を進めていました（笑）。結局最後まで完璧に内容を理解することはできませんでしたが、学校の授業で聞いたことのある単語などは少し聞き取れることはできましたと思います。

試合中はあまり仕事がなく暇だと思っていましたが、朝から晩までどのスタッフも忙しく動きまわているんだなと感じました。また、アメリカの野球場は観客と選手の距離がとても近く、ファンとの交流が日本より多く素晴らしい環境だと思いました。イニング間のイベントがほぼ毎イニングあることがさらに球団とファンの距離を近くしているのではないかなとも感じました。今回の体験は様々な方面で大好きな野球に携わることができてとても勉強になりました。これから野球を見に行く際に、友人とは少し違った目線で見ることができると思います。