学校の選び方
① 地域で選ぶ

【都心部】

【郊外部】

【田舎部】
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② 費用で選ぶ
【留学費用は地域によって変わる】
留学をする上で一番気になるのが「留学費用」。親元を離れての生活になるので、今までかからなかった居住費や生活費も費用の一部として頭に入れておく必要があります。また留学生は外国為替変動のリスクと隣り合わせですので、留学1年目に見積もっていた予算通りに進まずに留学を断念せざるを得ないケースは避けたいところです。 アメリカの大学の場合、二年制と四年制では授業料が大きく異なります。また二年制大学は比較的、都心部から離れた場所にあるため、生活費も多少抑えることができます。四年制大学は、授業料こそどの学校もさほど変わりませんが、居住費・生活費だけで年間$10,000(約110万円)も差が開くこともがあります。
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教育機関別の年間留学費用の目安(1年分) *奨学金は含まない
形態 | 学校形態 | 授業料 | 居住費 | 生活費 | 野球部 | 合計 |
高校 | カナダ公立 | $12,000 | $9,500 | $2,000 | $5,000 | $28,500 |
高校 | アメリカ私立 | $20,000 | $10,000 | $3,000 | $2,500 | $25,500 |
二年制 | アメリカ(都市部) | $9,000 | $12,000 | $3,000 | - | $24,000 |
二年制 | アメリカ(郊外・田舎) | $8,500 | $5,500 | $2,000 | - | $16,000 |
四年制 | アメリカ(都市部) | $17,000 | $20,000 | $4,000 | - | $36,000 |
四年制 | アメリカ(郊外・田舎) | $15,000 | $7,000 | $3,000 | - | $25,000 |
* 料金は1学年(9月~6月の10ヶ月)をベースに平均値を算出したものです。
* 学校によっては留学費用が大きく異なる場合がありすす。

【返済不要の奨学金】

【特待生制度】
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③ 英語力で選ぶ

【入学条件はTOEFLが全て】
【TOEFL以外のテストで留学する方法】
近年では、TOEFL以外の英語能力テストで入学を許可してくれる高校や大学が増えています。
IELTS
英語熟練度を測る英語検定の1つで、ケンブリッジ大学ESOL試験機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Education社によって協同で運営されている。アカデミック・モジュール(大学や他の高等教育機関への出願のため)とジェネラル・トレーニング・モジュール(一般的な生活、仕事や、移住関係に関わる英語のテスト)の2種類がある。
英語検定
日本人には一番馴染みのある「英語能力テスト」。受講費用も安価で、受講回数の制限もないため気軽に受けることができる。アメリカでは年々、英検のスコアを入学条件として認めてくれる学校は増えているが、必ずしも野球部やトレーニング学部があるとは限らない。
入学に必要な英語テストスコアの比較表
テスト | 私立高校 | 二年制大学 | 四年制大学 | 大学院 |
TOEFL | 38~45 | 45~ | 61~ | 100~120 |
IELTS | 3.5~4.0 | 4.0~5.0 | 5.5~6.5 | 7.0~9.0 |
英検 | 準2級 | 2級 | 1級 | - |
※入学に必要なテストスコアは学校によって異なります。
テスト別の受講料と受講条件など
テスト | 受講会場 | 受講料 | 受講可能頻度 | スコア認定校 |
TOEFL | 全国各地 | $230 | 12日毎 | 全校 |
IELTS | 全国14都市 | 25,380円 | 随時 | ほぼ全校 |
英語英検 | 全国各地 | ~8,400円 | 随時 | 少数校 |
※受講費用は変更することがあります。
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④ 運動部のレベルで選ぶ

【目標達成に相応しいリーグ選びを】
スポーツ留学をするにあたり学力以上に気になるのが「運動部の質」。野球やコーチ留学生の場合はレベルも大切ですが、アメリカの野球部は少人数制を敷いているため、予め入部許可を得ていなければプレーすることができません。従って、まずはオファーがもらえるかどうかが学校選択において最優先事項となります。
一方で、トレーナーやマネジメント留学の場合、周辺にプロチームがあれば球団と提携してカリキュラムを組む大学が多いため、プロ球団で働いてみたいという学生にとっては好条件です。
大学スポーツリーグ比較表
リーグ名称 | 対象 | 学校数 | 特色 |
四年制大学 | 300(1部) 273(2部) 385(3部) | 学生スポーツの総本山。リーグ登録条件が厳しく究極の「文武両道」が求められる。1部リーグは全額奨学金給付システムが主流で、プロ球団やオリンピック選手を多数輩出している。2部・3部も1部ほどではないが、奨学金の支給あり。 | |
四年制大学 | 177 | リベラルアーツ系大学で構成されるリーグ。年齢制限が特に設けられていないため入部しやすいが、プレーを継続するため高いt学力を維持する必要がある。NCAAと同様、アスリート向け奨学金給付システムが充実。 | |
二年制大学 | 139(1部) 120(2部) 89(3部) | NCAAの二年制版。四年制と同様、リーグで定められている学業成績が維持できなければプレー資格が剥奪されてしまう。四年制へ編入せずにプロの道へ進む選手も少なくない。有望な選手には奨学金が支給されることもある(1部・2部のみ)。 | |
二年制大学 (CA州) | 88 | 国内で最もプロを輩出しているカリフォルニア州の大学だけで構成されるリーグ。全国から有望な選手が集まりそのレベルは四年制以上とも言われている。名門校への編入率が高く、シーズ中は多くのプロスカウトが偵察に訪れる。 | |
二年制大学 (WA・OR州) | 29 | ワシントン州・オレゴン州(一部カナダ含む)の大学で構成されるリーグ。アメリカの学生リーグで唯一木製バットを使用している。雨の多い地域の為、人工芝のグランドが多い。TOEFL不要で入学できる学校が多いため、留学生には人気。 |

【野球留学】

【コーチ留学】

【トレーナー留学】
