MLBマイナー球団インターン2019
奏汰さん・千咲さん・聡大さん

体験記

参加者(学年)
奏汰さん(2年)・千咲さん(2年)・聡大さん(1年)・優さん(高校3年)
滞在地
米国テキサス州フリスコ市
期間
8月下旬~1週間
所属
MLBテキサスレンジャーズ 
マイナーレギュラーシーズン・学生インターン
実習内容
・試合前のスタッフミーティング参加
・試合後のスタッフミーティング参加
・開門前の場内整備、グラウンドクルーのサポート
・開門時の接客応対、座席誘導
・試合中の接客対応、イニング間のイベント業務サポート
・試合中のグラウンド整備、場内備品の補充管理 など

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参加者の声

私は、小さいころから野球が大好きで大学生になった今でも週に1回は大学の友達と野球観戦に行っています。また大学ではマネジメントを学んでいます。その二つの点から今回のBBCのマイナーリーグ球団マネジメント留学は自分にとって間違いなくいい経験になると思い参加しました。

インターン初日、担当の方に球場を案内してもらい、その後は試合観戦をして終わる予定でした。ですが、球場を歩いていると一人の陽気なスタッフに「今日のダンスコンテストに出場してみないか?」と言われました。その時私は、「まだアメリカに来て一日しかたっていないし、見知らぬ地でダンスするなんて」と一瞬ためらいました。しかし私は人前に出て何かをすることは昔から好きだったので、ここは一か八かやってみようと思い、出場しました。

グランドに下りて思いっきりダンスをした結果、見ていたお客さんから「さっきのダンスめちゃくちゃクレイジーで最高だったよ!」と声をかけてもらいました。この時、私は現地の人から認められた気がしてうれしく思ったのと同時にこの留学を有意義なものにするためにも自分からどんどん人前に出て積極的に行動しようと決心しました。そのおかげもあり、終わってみれば球場の分析班でトラックマン(ピッチャーの投げた球を分析する機械)を実際の試合中に操作させてもらえたり、グランドのラインを引いたり、イベント係としてイニング間にお客さんが楽しめる催し事の手伝いをやらせてもらえたりとたくさんの経験をすることができました。
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この夏休みで周りの多くの友人がインターンに参加することを知り、自分も何かやろうと思いました。その上で、大好きな野球を運営側の立場から見ることができる良い機会だと思い、今回このインターンに申し込みました。

実際にインターンをして一番感じたのは、野球観戦のエンターテインメント的な要素ついてです。日本では応援するのが好きという人が多く、ファン同士で応援歌を歌って盛り上がるために球場を訪れる人が多い印象ですが、アメリカには応援歌も応援グッズも存在しません。アメリカでは、友達とおしゃべりをし、まるでパーティに来たかのように食べたり飲んだりしている人が多かったように思います。それでも共通するのは、盛り上がって楽しみたいということであり、「野球を見る」ことだけが、人々が球場を訪れる目的なのではないことを実感しました。

試合開始前の入場ゲートでは、グッズやプログラムを手渡しで配布し、チケットをチェックしているおじさんはお客さんと楽しそうに話していました。日本の球場では、入場ゲートのスタッフはチケットを機械的にチェックしているだけなので、このフレンドリーな雰囲気はとても新鮮でした。私たちも配布の手伝いをしましたが、子どもとハイタッチしたり、お客さんにあいさつしたりすることで、ファンとの交流がうまれていることを実感しました。もしかしたら、グッズを配ることより、スタッフが笑顔でフレンドリーに接することの方が、お客さんの満足度は高くなるのかもしれないと思いました。
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『スポーツへの考え方を球場で感じてみたい!』
私がこのインターンに参加しようと思ったきっかけは、大学の先生からメジャーリーグのインターンの話を聞いた時に面白そうだと思ったからです。自分自身、野球が好きだったのと日本と外国のスポーツでは、ビジネス的にスポーツに対する考え方が違うということを大学の講義の中で知り、ぜひ一度自分の目で見て、自分の肌で感じたいと思い、参加することにしました。

『ファンとスタジアムとチームが一つの街!』
まず、メジャーやマイナーの試合を見て思ったことは、どの試合もお祭りのように盛り上がっていたということです。メジャーの試合で観客席がお客さんで埋まるのは普通だと思いますが、2Aの試合でもスタジアムの開場前からお客さんが列を作り、観客席がいっぱいになるとは思いませんでした。どうしてメジャーリーグでもないのにこんなにお客さんが来るのかとスタジアムを見渡してみると、子供のための広場があったり、食事やお酒を楽しみながら試合を見れるスペースがあったり、ライトの後方にプールがあったりとお客さんが来て楽しめるさまざまな工夫がされていました。

日本のプロ野球も段々とこういった工夫がされ始めていますが、アメリカと比べるとまだまだだなと感じました。特にメジャーの球場は街中にあり、周りにはショッピングセンターや映画館などが隣接していて、まるでスタジアムの周りが1つの街として独立しているような雰囲気がありました。ここも日本とは大きく異なる点だと思いました。
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