業界のプロから学ぶ!
大学トレーナー留学視察ツアー2019

資格の種類

アリゾナ州フェニックス市

アスレチックトレーナー(AT)

アスレティックトレーナー(AT)とはスポーツの現場で医師の活動を助け、選手の健康管理やケガ人の競技復帰支援を担当する専門家です。現在では、スポーツ障害の予防が最も注目されている役割のひとつで、ケガをしないための体力づくりのノウハウや、テーピングなどの障害予防に役立つ高度な技術が要求されています。

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公認アスレティックトレーナー(ATC)

1950年に、職業トレーナーの集まりである全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)が設立され、資格認定のための試験制度も確立されました。現在では、7,000人を越えるNATA公認アスレティックトレーナー(ATC)が、アメリカ国内にはもちろん国際舞台でも活躍しています。

ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(S&C)

ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(S&C)とは 主にアスリートを対象に、パフォーマンスの向上と傷害予防を目的として、ストレングストレーニングを中心とした安全で効果的なエクササイズプログラムを作成し、指導を行う職業です。筋力、パワーを中心としたすべての体力要素へのアプローチを通じて、目的とする試合や期間に、選手、チームが最高のパフォーマンスを発揮することを目標に、エクササイズプログラムを作成します。

認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)

全米ストレングス・アンド・コンディショニング協会 (NSCA)が認定する大学のカリキュラムを終了すると、認定試験の受験資格を得ることができます。ストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、医師、フィットネスインストラクター、研究者などがCSCSの資格を取得しています。全世界で30,000名以上、日本では1,500名以上のCSCS認定者が活躍しています。

フィジカルセラピスト(PT = 理学療法士)

理学療法士は病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。最近では運動機能低下が予想される高齢者の予防対策、メタボリックシンドロームの予防、スポーツ分野でのパフォーマンス向上など障害を持つ人に限らず、健康な人々に広がりつつあります。

一原 克裕

認定フィジカル・セラピスト(PT)

全米フィジカル・セラピスト協会(APTA)公認の資格で"Top of the License" (=最高位の資格)である、Doctor of Physical Therapist(DPT)の称号を取得ためには博士課程の学位が必要とされています。DPT以外にも、Physical Theirapist Assitant(PTS)と呼ばれる「アシスタント」職の資格であれば、四年制大学や最近では二年制大学の認可校でも取得することができますが、就職先数や年収はDPTに比べると減少傾向にあります。

マッサージセラピスト(MT)
 

美容や健康を促進する施術系のセラピストで、病気や身体の不調をケアする方法の一手段として、各種自然療法(カイロプラクティック、オステオパシー、フィジオセラピー、アロマセラピー、リメディアルマッサージ、ナチュロパシーなど)が普及しており、その国家資格制度も整備されています。近年ではプロスポーツ界においてもマッサージセラピストをフルタイムの職員として雇用しているケースが多く、多くのスポーツシーンでの活躍が目立っています。

認定マッサージ・セラピスト(CMT)

全米マッサージ・セラピスト協会(AMTA)公認のアメリカ国家資格。AMTAは5万6000人以上ものマッサージ師とマッサージ学校のメンバーらで構成される北米で最も大きい非営利の協会です。大学卒業資格がなくて協会認定の学校で500時間の授業時間を満たせば認定資格試験の受講は可能ですが、流暢な英語力ががなければ太刀打ちできません。
 
また過去に犯罪暦などがないかの確認も行われます。これはマッサージセラピストは専門医療家であり、一般市民の模範であること、責任を負う重大な任務であることの重要性を表しています。

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