2018年卒業生インタビュー
カナダ通信制高校野球留学・藤井佑亮さん

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大阪府・藤井 佑亮くん

幼少期から日本のプロ野球よりもメジャーリーグに興味を抱き、高校からカナダに渡った佑亮くん。カナダでは勉強の厳しさを痛感し、それまで嫌いだった学業に対しての取り組みが大きく変わる。現在アメリカの大学に野球留学中。1年でも長く野球をプレーするため文武両道の環境で奮闘している。

『甲子園よりもメジャーリーグ』

僕は小学校の時初めてBBC主催のアメリカ短期野球留学ツアーに参加してから、海外で野球をプレーすることに憧れをいだきました。それからテレビで見るのもプロ野球からメジャーリーグに変わり「メジャーリーガーになりたい」と本気で思うようになりました。正直、もともと甲子園に魅力を感じなかったというか、日本より海外!という気持ちはブレなかったし、両親も海外に挑戦することを応援してくれたので、高校からは海外に行くんだろうなと考えていました。

『本当はアメリカに行きたかった・・』

メジャーと言えばアメリカ!でしたので、カナダに行くことは全く考えてもいませんでした。しかしアメリカの高校に入学するには高い英語力が無ければ合格できなかったので、僕の学力では到底無理でした。そこでBBCさんに相談したところ、現地の高校に入らなくても通信高校の制度を使えばカナダの高校クラブチームでプレーできることを知り「これしかない」と思いカナダに行くことを決めました。
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『コミュニケーション不足で5回も引っ越し』

カナダにはトータルで2年間半滞在しましたが、僕は5回もホストファミリーを変えました笑。僕がわがままで、言いたいことをストレートに言い過ぎたのが原因なんですが、なかなか馴染めず苦労しました。きっと、もっと語彙力があれば表現できたのだと思いますが、その頃は知っている単語だけで話そうとしてて、、そりゃ無理ですよね笑。ファミリーの人たちに申し訳なかったと思います。でも最後のファミリーとは、しっかりと説明するようにして会話も増やし、良い関係を築くことができました。やっぱりコミュニケーションって大事なんだなと実感しましたね。

『現地校卒業は本当にすごいこと』

もともと勉強好きではなかったので現地校に行くつもりはありませんでしたが、1年経過し「このままでは(英語力が)伸びない」と思い、現地校にもチャレンジしてみようと思いました。が、現実はそんなに甘くありませんでした。授業の内容は全然理解できないし、宿題が多くついてくのが精一杯。幸い通信制の高校だったので現地校の成績は卒業には関係ないのですが、僕には現地校を卒業できる力はありませんでした笑。現地校を卒業するって、凄いことなんだな、、と痛感したのを覚えています。でも、現地校の経験があったからこそ学業の大切さを知りました。現在アメリカの大学に野球留学中ですが「単位をしっかり取る」事が僕にとっては初めての体験。ですので必死に勉強しています。毎日宿題ばかりで大変ですが、人生で初めて「勉強してる!」と実感できています。
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『「お前じゃできない」を糧に』

2年連続で最高峰のクラブチームのトライアウトに落ちたので、下部リーグでプレーしたのですが、心の中では絶望感しかなく、周りからも「お前のレベルでは通用しない」と言われ続けたので、いっそのこと野球を辞めようと毎日思っていました。しかし親は僕を応援してくれたので、アメリカの大学では絶対レギュラーになる!と心に決め、高校卒業後に再度海を渡りました。カナダの時に比べ毎日練習があるし競争意識も高いです。野球と勉強の両立は本当大変ですが、とても充実した生活が送れています。高校のとき「お前じゃできない」と言われた悔しさを糧に「こんな俺でもできるんだ!」ということをみんなに証明したいです。

『自分との約束を叶えるために』

現時点では具体的に将来やりたいことは決まっていませんが、とにかく大学4年間は必ず野球を続けることは親とも約束しました。そしてそれは自分との約束だと思っています。そのためには、ケガはできないし、アメリカの大学では学業成績も維持しないとプレーができません。大学野球を全うして、チャンスがあればその先も続けたいですし、そうでなくても将来は自分のような学生を救えるような仕事をしたい、と考えています。

記事投稿:2019年7月

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