2017年卒業生インタビュー
カナダ高校通信野球留学・室井弦響さん

  • カナダ高校通信野球留学 卒業生インタビュー 室井弦響くん 
神奈川県・室井 弦響 くん

中学卒業後、県内の強豪校に進学するも怪我で満足のいく活動環境が与えられなかった弦響くん。そんな時、お母さんがネットで見つけた「野球留学」を勧められカナダ行きを決心。ゼロだった英語力は野球チームの仲間との交流を通じて、アメリカの大学へ入学できるレベルまで上達。現在、アメリカの四年制大学の野球部に所属しクローザーとして活躍中。メジャーリーグに挑戦中!

『お母さんが見つけてくれた留学の道』

地元の高校の野球部に入りましたが、中学校から痛めていたひじ痛が再発し、入部当初から出遅れてしまいました。怪我人は別メニューはおろか、まったく練習をやらせてくれなかったため「これではうまくなれない」と思い通うのが嫌になってしまいました。そうして悩んでいた時にお母さんが「海外で野球するのはどう?」と言ってくれ、差し出してくれたのがBBCの高校野球留学でした。それまで留学なんて考えたこともありませんでしたが、面白そうだなと思ったのを今でも覚えています。

『とにかく野球がしたい!』

僕は勉強が嫌いなので、現地の高校を卒業できるとは思っていませんでしたし、するつもりもありませんでした(笑)。でも、日本の通信制高校に所属すれば、カナダの高校野球リーグでプレーできることを知り「これで行こう!」と決心しました。最終学歴はカナダの高校卒業にはなりませんが、それはあまり僕の中では重要ではありませんでした。とにかく「野球がしたい!」その一心で留学を決めましたね。
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『ファミリーがすごく優しかった』

滞在していた家から英語学校までは距離があって登校が大変でしたが、ホストファミリーがめちゃくちゃいい人たちで救われました。英語がへたくそな僕に対しても優しく接してくれましたし、体重アップさせたいと言ったらたくさんご飯を作ってくれたり。野球をする環境をファミリーが本当の家族のように用意してくれました。あの人たちがいなければやっていけなかったと感じています。

『野球は日本と違って楽でした笑』

僕は「P.O」といって"Pitcher Only"(投手のみ)だったので、投げる以外のことはしませんでした。野手が打撃練習をしている間は、基本外野のボール拾いなのですが、同じ投手の仲間と他愛もない話ばかりしていました。楽しかったですが、でもそういう時間も自分で何か目的をもって取り組まないといけないと思い、僕はピッチングのイメージをしたり、走り込みをしたり、自分なりに練習をしていました。

ただやらない選手は全く練習をやらず、遊んでばかり。それでもコーチには何も言われなかったので「日本と全然違うな」と感じていました。でも、やっぱりそういう選手は試合では活躍できていなかったです笑。練習自体は楽でしたが、自分でやらないといけない世界なんだな、と思いました。
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『勉強はいまだに嫌いだけど、英語は好き』

英語の授業は苦手ですが、話したり聞いたりすることは得意です。僕はちょっといい加減な性格なんですが笑、同じような性格の仲間を見つけてよくバスケットボールなどをして遊んでいたんです。そしたらいつの間にかその仲間たちとすごく仲良くなって、他の日本人留学生よりも英語が上達している実感が持てました。留学前は全然話せなかった英語が、チームメイトや学校の友達と交流することで話せるようになり、また話すことが好きになるとは夢にも思っていませんでした。

『やるからにはメジャーの世界に』

いまアメリカの四年制大学でプレーしていますが、やるからにはメジャーリーグの舞台に立ちたいと思います。そのためには、強豪校相手に完璧に抑え、みんなから認められるピッチャーにならないといけないと思っています。

高校入部当初は野球を続けることを諦めかけた時期もありましたが、なんとかここまでやっています。高校留学がなければ今はないと思いますし、今がなければメジャーの夢も持てていない。残り大学2年間ですが、一生懸命頑張りたいと思います!

記事投稿:2019年6月

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