2017年卒業生インタビュー
カナダ高校野球留学・杉浦大和さん

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静岡県・杉浦 大和くん

中学卒業後にカナダに高校野球留学。日本国内の大学に入学するため、最終年は野球のシーズンを捨て受験勉強に専念した結果、見事名門・慶応大学へ合格。留学中はTOEFL-iBT95点を取るなど、野球と勉強の文武両道を体現した優等生。

『野球のおかげで伸びた英語力』

中学3年生の秋にBBCの「カナダ高校野球視察ツアー」に参加したのがきっかけで、カナダ留学を決断しました。英語力は皆無だったので初めは苦労したのを覚えています。しかし一般の留学生とは違い、僕には放課後野球の活動があり、カナディアンに囲まれた環境でしたので英語力が伸びてきたのを実感できました。

『ホストファミリー=留学生活の質』

実は留学中に一度ホームステイ先を変更しました。僕にも責任があるのですが、ちょっと思ってたのと違ってたというか、、移動の件や食事の面で少しストレスを感じていました。しかし引っ越した先のホストファミリーは老夫婦だったのですが、とても優しく、ちょうどいい距離感を保ってくれたというか、非常に過ごしやすかったです。食事も美味しかったですし、何よりも僕の考えをすごく受け入れてくれました。滞在先が変わって、留学生活の質も大きく変わりました。
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『ホストファミリーとは今でも〇〇笑』

そんなホストファミリーとは今でも連絡を取り合っています。この時代に「えっ?」と思われますが文通しています笑。留学中に「日本帰っても文通しようね」とファミリーが言っていたのを覚えていたようで、ある日ファミリーから手紙が届きました。それから手紙でのやり取りが始まり、互いに定期的に近況報告を行っています。当時に比べて今の方が英語力はあるし、年齢も重ねれば人生経験も増えていくので、大学卒業する頃になったらファミリーのもとに遊びに行きたいですね!

『一時帰国中の出来事がターニングポイント』

僕は結果、慶応大学に入学することができましたが、高校3年生になる前の一時帰国中(夏休み)の「ある出来事」がなければ今の僕はないと思っています。それは、国内進学を見据え予備校に夏期講習に通った際に出会った同級生の存在です。それまで自分はそれなりに勉強を頑張って英語力もあると思っていましたが、その彼は僕の何倍もの勉強量をこなしていましたし、英語力もはるかに上でした。「日本の大学に入るにはこのくらいやらないといけないんだ・・・」とかなり焦ったのを鮮明に覚えています。この出来事があったからこそカナダに戻った後、慶応大学に入るという目標を掲げ残りの留学生活を全うしようと思うことができました。その結果、日本帰国前にはTOELF-iBTで95点に到達することもできましたし、難関であったENGLISH-12をパスすることもできました。「あの夏が無かったら・・・」と思うとゾッとしますね笑。
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『インプットとアウトプットのバランスを』

留学時代を振り返ると多少の後悔もあります。それは勉強においてインプットばかりに時間を費やしてしまったことです。知識を増やせたのは良かったのですが、もっと英語を使って友達と交流したり、色々な所に行けばよかったな、と思います。いま留学している人、もしくはこれから留学する人たちにはアウトプットにもこだわってほしいですね。インプットは日本にいる頃からできますが、アウトプットは留学先だからできることだと実感しました。留学を通じて得られたことは「柔軟性」ですね。それまで形式ばった考えしかできませんでしたが、3年間の留学生活で様々なイレギュラーな体験をしたことでより柔軟に対応しないとやっていけないことを感じました。その経験が、今の大学生活でも生きていると思います。僕は今やりたいことがあり時間が足りないくらいです。今まで考えもしなかったことや、関心のなかった分野にも挑戦しようと気持ちになったのも、留学経験があったからこそだと思います!

記事投稿:2019年6月

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