MLBマイナー球団インターン2013
耀平さん

体験記

  • 【体験記】MLBマイナー球団インターン2013 神奈川県・大院2・耀平さん
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居住地
神奈川県
参加者
耀平さん
属性
大学院2年生
球団名
MLBサンフランシスコ・ジャイアンツ3A
留学地
米国カリフォルニア州フレズノ市
期間
8月上旬~1週間
所属
マイナーリーグ(3A)レギュラーシーズン 
学生インターンシップ
業務内容
ミーティング参加、会場案内や誘導、イベント設営、音響、映像業務など
インターンブログ

インターン参加を決めたきっかけ

もともと野球観戦が大好きだったのですが、選手のプレーよりも「球団経営」に興味を持ち始めたのは大学院に入ってからでした。大学院では経営学についての研究をしていますが、データを収集する際に参考になるのがアメリカスポーツ界の情報です。スポーツイベント会場に人が多く集まる仕組みや、スポーツが経済や産業界に与える影響など、常に自分に刺激を与えてくれる内容でした。そうしているうちに、自分の目で確認したいという気持ちが生まれ、休み期間を利用し単身アメリカに渡りメジャーリーグ観戦にも何度か足を運びました。その結果、「プロ球団で働いてみたい!」と決心する大きなきっかけとなりました。

場所やレベルは関係なく、一度アメリカのプロ野球界での業務体験を積みたく、BBCに相談したところ、MLBサンフランシスコ・ジャイアンツの3A球団フレズノ・グリズリーズで学生インターンを募集しているということを知り、迷うことなく申込をしました。

インターン中の業務について

4日間という短期間でのインターンでしたが、様々な業務を体験するチャンスを与えてくれました。今までは触れることの無かった音響や映像関係の仕事から始まり、グッズ販売、プロモーション活動、イニング間のイベントサポートなど、多岐にわたり球団運営を学ぶことができました。特にプロモーション活動時には、先着順にノベルティーグッズを配り、お客さんと直接コミュニケーションを図りファンの求めている意見など貴重な情報を得ることができました。子供向けのブースでは、風船アートを作って配ると子供たちが大喜びしてくれました。野球場では老若男女問わず、毎日大勢の野球好きの人たちが集まるので、会話も弾み仕事の醍醐味を感じることができました。

また、フロント側のスタッフたちとも交流を深めることができました。イベントの企画や、来シーズンの予算案など上層部のミーティングにも参加し、まさしくイメージ通りの「球団マネジメント」の光景がありました。ただ、内容を細かく理解できるほど英語力がなかったので、雰囲気だけでも球団の一員にはなったつもりで話を聞いていましたが・・・(笑)。ミーティングはシビアで緊張感溢れる雰囲気だと思っていたのですが、ジョークを飛ばしたり、部下でも積極的に発言したり、とても活発なディスカッションのようなミーティングでした。スタッフ全員笑顔で、とても楽しそうに仕事をしている印象を受けました。

インターンで学んだこと

与えられた仕事に全力を出し、「自分にしかできない」という絶対的な自信を持って仕事に取り組むことを学びました。お世話になった球団職員の方は、プロ球団での仕事に誇りを持ち、また心の底から楽しんでいるのがうらやましく感じました。常にファンの目線に立ってイベントなどを企画し、自らがそれを楽しむことで球場にいるファンたちが盛り上げてくれる、そういったサイクルが自然と成り立っている環境が素晴らしいと思いました。人を楽しませるためには何よりも自分が楽しまないといけない、と気づかされましたね。

今後の目標

英語は好きな教科で勉強をしていたこともあり、ある程度の日常会話はできましたが、仕事をするためにはまだまだ勉強不足だと痛感させられました。スタッフの方々と名刺交換ができたので、今度は自らの力で自分を売り込み、長期間でインターンのチャンスを得られるように行動していくつもりです。また、外国人である僕がアメリカの球団で働くためには、僕にしかできない「武器」がないと生き残れないとも感じたので、日本人である事を生かし、様々な企画、アイデアなどを用意して、就職活動に励みたいと思います。来年はシーズンインターンの座を得られるように頑張ります!

これからインターンに参加される方へのメッセージ

迷ったらまずは行ってみる「決断」が大事だと思います。正直、4日間で何ができるんだろう、と行く前は不安でしたが、自分から積極的に話しかけることで相手も心を開いてくれました。分からなかったら聞き直す、質問があったら何でも聞いてみるスタンスで接していると、相手も興味を持ち始め仕事を与えたりしてくれます。また僕が実行して良かったことは、「野球ネタ」を話しかけることでした。サンフランシスコ・ジャイアンツの情報を事前に調査し、歴代の有名選手やちょっとしたトリビアなどを話すと相手はすごく興味を持ってくれることもありました。

テレビや雑誌でアメリカ野球について勉強してきたつもりでしたが、やはり行って初めて学んだことがたくさんありました。行った人しか感じることのできない雰囲気もあります。参加することで、野球界のネットワーク作り、そして夢に向けての課題が具体的に見つかると思います。
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