プロリーグへ挑戦!
春の米独立リーグ合同トライアウト2020
契約のポイント
トライアウトに参加する選手たちの目標は、当然のことながら「プロ契約」のはず。同じ野球とはいえ、日本の野球とアメリカの野球文化は異なります。アメリカのプロ球団でプレーするためには何が必要か?プロスカウト陣が感じる日本人選手に必要なスキル、また過去合格者の選手たちの意見を参考にしてみてください。
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1.「5ツール」プレーヤー
2.日本人選手の英語力
アメリカ独立リーグやマイナーリーグの契約では、選手自身がコミュニケーションを取らなければなりません。そんな中メジャーリーグ以外でプレーする日本人選手は、お世辞にも英語が流暢とは言えません。しかし彼らは、片言の英語でも「伝えようとする気持ち」や「理解しようとする姿勢」に長けているのです。言語は違えども相手は同じ人間ですから、一生懸命コミュニケーションを取ろうとする人の話は聞こうとしますし、伝えようとしてくれます。

3.自己管理能力がカギ

4.「コミュニケーション力」も評価対象
5.常に「アピール」を
少ないチャンスをものにするためには、とにかくアピールをすることが大切です。日本であれば、ベンチ裏でバットを振っていれば「おっ、やる気があるな」と思われるかもしれませんが、それはアメリカではアピールにはなりません。アメリカ人のアピールは「監督!抑える自信があるので、今日投げさせてください!」などの直談判のことを指します。指揮官に直接話すことさえしない日本人選手にとって、とても違和感のある行為かもしれません。しかし、トライアウトはいつまでも続くわけではないのです。チャンスは自分で掴みにいきましょう。
6.突然の変更にも順応
試合時間の変更や突然のダブルヘッダーなどはメジャーリーグでは頻繁に起こることです。試合状況によっては突然の緊急登板や、監督の予期せぬ指示に順応しなければなりません。「明日は出場しないから」と言われていたのにも関わらず登板を告げられたり、「昨日出場したから今日は休め」と言われながらフル出場させられたりと、日本の野球に比べ理不尽と思うこともあるかもしれません。しかし、アメリカ野球ではごくごく当たり前のことです。あらゆる状況に対応・順応するのもプロ選手としての実力。トライアウト中もこの様な「対応力」を試されるでしょう。

7.「アメリカは・・・だから」はNG

■投手の場合
■野手の場合(打撃)
・高い出塁率
・3割以上の打率
・多彩な変化球に対応できるバットコントロール
・鋭い変化球に対応できるスイングスピード
・150kmのスピードボールに負けないパワー
・3割以上の打率
・多彩な変化球に対応できるバットコントロール
・鋭い変化球に対応できるスイングスピード
・150kmのスピードボールに負けないパワー

■野手の場合(守備)
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