インターンに参加してみてよかったことは?
自分と向き合うことができたのが良かったです。自分の将来のことや考え方を改めて整理できました。出発、現地での活動、帰国までのすべてを一人で行うことに最初は不安もありました。しかし一人だったからこそ、今までは苦手であった積極的に動くことや物怖じせずに挑戦することもできるようになったと思います。
アメリカの球団で働いて感じたことは?
仕事に対する考え方の違いを改めて感じました。日本では過労やそれに伴ううつ病など労働に関するイメージはネガティブなものが多いと思います。しかし、アメリカ人からはあまりそのようなイメージは感じませんでした。まさに「やるときはやる」。自分の持ち場については責任を持って取り組み、休むときは休む。職場に自分の家族を連れてくることもありました。また、参加させていただいたミーティングも決して堅苦しくなく、年齢や立場に関わらず誰もが発言しやすい雰囲気がありました。これらはまさに私が渡米前に想像してたような働き方でした。
今回参加した理由の1つに「好きなことを仕事にすることはどういうことなのかを知りたい」というものがありました。今回共に働いた職員の方々にこの仕事を選んだ理由を聞くと、野球が好きだからだとか、私のように自分がソフトボールをしていたからその流れでといったものが多かったです。 日本では好きなことを仕事にすると嫌いになるかもしれないからというような理由で、仕事と好きなことは分けて考える人も多い中、アメリカではあまりその傾向は見られませんでした。やはり仕事は人生の大半を占めるものなので、辛く苦しいものではなく楽しく、やりがいのあるものであったほうがいいと再確認しました。
インターン期間中の一番の思い出
経験させていただいたことは全て新鮮で印象的だったのですが、その中でも印象的だったのはやはりグラウンドに立って仕事をさせていただいたことです。イニング間のイベントはほとんどのものがグラウンドで行われていたので、まさに試合が行われているグラウンドで仕事をしたあの臨場感は忘れられません。 また、試合後の後片付けを手伝わせていただいた際に5月にダルビッシュ投手も踏んだプレートを私も踏むことができ、大感動でした。